譲位とは?退位との違いや皇室典範特例法の真相を徹底解説【2026】

譲位とは?退位との違いや皇室典範特例法の真相を徹底解説【2026】

譲位とは?退位との違いや皇室典範特例法の真相を徹底解説【2026】について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。

明治以降の近代日本では「終身在位」が定着していたため、2019年の退位は前代未聞の出来事のように感じられたかもしれません。しかし、日本の長い皇室史を振り返ると、歴代126代の天皇のうち、実に半数近い59代が譲位を行っているという歴史的事実があります。

記録に残る最初の明確な譲位は、西暦645年の大化の改新直後に皇位を降りた皇極天皇(のちに斉明天皇として重祚)や、持統天皇による文武天皇への譲位とされています。平安時代から中世にかけては、譲位した天皇が「太上天皇(だいじょうてんのう / だじょうてんのう)」となり、略称である「上皇」として院政を敷くなど、譲位はむしろ皇統の継続と政権運営のスタンダードでした。

江戸時代後期、1817年の第119代・光格天皇による仁孝天皇への譲位を最後に、皇室における譲位は途絶えていました。つまり、2019年に上皇陛下が皇位を譲られたことは、約200年ぶりに日本の伝統的な皇位継承儀礼が現代に蘇った瞬間でもあったのです。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。