2026年、野田Juju選手はTGM Grand Prixから「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に電撃参戦を果たしました。日本人女性として初、かつ18歳という大会史上最年少参戦の快挙は、モータースポーツ界の枠を超えて一般メディアでも大々的に報じられました。
スーパーフォーミュラ(SF)のマシンは、F1に次ぐ世界2番目のコーナリングスピードを誇り、ドライバーにかかる最大横Gは4G〜5Gにも達します。国内トップクラスの熟練男性ドライバーですら音を上げる過酷なカテゴリーにおいて、デビュー当初は「完走すら難しいのではないか」と懐疑的な見方もありました。
しかし、実際のレース結果はそうした懸念を鮮やかに裏切るものでした。デビュー戦となった鈴鹿サーキットでの開幕戦を見事に完走。開幕前の公式テストではトップと2秒以上あったラップタイムのギャップを、シーズンが進むにつれて0.5秒〜1秒前後まで劇的に縮めてみせたのです。
荒れた展開でも冷静にマシンをコントロールしてチェッカーを受ける高いレース完走率、他車とのホイール・トゥ・ホイールの接近戦でも引かないアグレッシブさは、彼女の実力が「単なるプロモーション枠」ではないことを証明しています。