手順はシンプルだが、雑に行うと葉や茎を傷め、かえって生育を阻害する。まずは畝の通路側に伸び出た蔓の先端を手で優しく持ち上げ、地表に張り付いた不定根を「プチプチ」と引き剥がす作業からスタートする。力を入れすぎて主根側の茎まで引き抜かないよう、株元を押さえながら丁寧に行うのがポイントだ。
引き剥がした蔓は、そのまま畝の頂部(株元側)へ丸めるようにしてひっくり返す。このとき、葉の裏側が上を向かないよう整えることが欠かせない。葉が均一に太陽光を受け取ることで、効率的な光合成が維持され、芋へ送られるエネルギーが最大化されるからだ。家庭菜園を楽しむ初心者でも、この3つの基本動作を意識するだけで失敗のリスクを劇的に減らすことができる。