石井あゆみによる大ヒット原案コミック『信長協奏曲』の世界観を見事に音楽へ昇華させた歌詞には、劇中の重大な伏線が張り巡らされている。「夢見た未来と違った今」を受け入れ、泥を払いながら立ち上がる姿は、偽物の信長として生きざるを得なくなったサブローの運命と不可分に重なる。
特にサビで繰り返される力強いメッセージは、信長として討ち取られる未来を知りながらも、平和な世を目指して走り続けたサブローの結末を暗示していた。歌詞の端々に散りばめられたフレーズが、最終話や劇場版での感動的な展開をあらかじめ予感させていたのだから興味深い。