星型レジン制作で最も頻発するトラブルが「5つの角(頂点)に気泡が閉じ込められる」現象です。円形や楕円形と異なり、星型は先端に向かって空間が急激に狭まる構造をしています。そのため、高粘度のレジン液を一気に流し込むと、表面張力によって角の空気が押し出されず、奥に閉じ込められてしまいます。
美しい星型を完成させるためのUVレジン星型作り方には、以下の3つのステップが不可欠です。
ステップ1:角への「先塗り(プリコート)」
モールド全体にレジン液を流す前に、調色スティックや細い爪楊枝の先端に少量のレジン液を取り、モールドの5つの尖った角すべてに直接擦り付けるように塗布します。あらかじめ先端を濡らしておくことで、後から注ぐレジン液との表面張力の壁をなくし、気泡の発生を物理的に防ぎます。
ステップ2:エンボスヒーターによる粘度低下と脱泡
レジン液を注いだ後、モールドの底面や側面に気泡が付着していないか入念に確認します。エンボスヒーターの温風を数秒当ててレジン液の粘度を一時的に下げることで、微細な気泡が浮上しやすくなります。気泡を見つけたらスティックで丁寧にすくい取るか、気泡の中心を突いて消滅させます。
ステップ3:層分け硬化(レイヤー硬化)
厚みのある星型を一度に硬化させようとすると、中心部の硬化熱による収縮で星の先端が引っ張られ、凹みや気泡のような空洞(ヒケ)が発生します。深さのあるモールドを使用する場合は、底面から2〜3mmずつレジンを流して都度UV-LEDライトで照射する「分割硬化」を徹底してください。