春の奥只見で最も注目を集めるのが、「春スキー・コブ斜面特訓プログラム」だ。整地での滑りに自信があるスキーヤーであっても、春特有の深く刻まれたコブ斜面に悪戦苦闘するケースは少なくない。この特訓プログラムでは、コブ攻略に必要なライン取りと吸収動作を基礎から徹底的に解剖する。
「コブが苦手な人は、板の走らせ方と体の引き込みのタイミングがズレていることが多い」と講師陣は指摘する。不整地での衝撃を柔らかく吸収し、目線を一定に保つための体幹の使い方をマスターすることで、恐怖心は即座に達成感へと変わる。壁にぶつかっていたスキーヤーたちが、わずか一日の特訓でコブを軽やかに駆け抜けていく姿が印象的だ。