地上波での放送を望む声も根強いが、大谷の試合が主にBSで放送される最大の理由は、放送枠の柔軟性とMLB放映権の契約構造にある。MLBの試合は現地時間のナイターやデーゲームに合わせて日本時間では午前7時〜11時頃にプレイボールを迎えるため、朝のニュース番組や情報番組が詰まっている地上波での連日生中継は物理的に困難だ。
その点、NHK BSはスポーツ中継に特化した編成枠を取りやすく、試合が延長戦に突入しても最後まで放送を継続できる強みを持つ。現地解説者の生音を活かした副音声切り替え機能も含め、コアな野球ファンを満足させる仕様が整っているのもBS中継ならではの魅力だ。