カイドウと似た春の花として、同じバラ科のボケ(木瓜)やカリン(花梨)と見分けがつかなくなるケースがあります。中国ではこれらを総称して「海棠四品(かいとうしひん)」と呼び、古くから同一グループとして鑑賞してきた歴史があるためです。
見分ける際のポイントは以下の表の通りです。
・ハナカイドウ(リンゴ属):細い柄の先に花がぶら下がる。枝にトゲはなく、樹皮は滑らか。
・ボケ(ボケ属):枝に鋭いトゲがあり、枝に直接張り付くように赤や白、朱色の丸みのある花が咲く。低木。
・カリン(カリン属):幹の樹皮がまだら模様に剥がれ落ちる独特の見た目。春に淡いピンクの小花を上向きに咲かせ、秋には楕円形の巨大な黄色い芳香果実をつける。
枝にトゲがあるかどうか、花が垂れ下がっているかを見るだけで、散歩中でも即座に見分けることが可能です。