一般の利用者が手元のスマートフォンで目にする宅配便追跡システム。そこに表示される「北陸中継センター通過」や「富山ターミナル受領」といったステータス表示の裏側でも、劇的な技術革新が進行している。個々の荷物に貼られた二次元コードやRFIDタグは、ベルトコンベア上を流れる瞬間にミリ秒単位で読み取られ、行先別のカーゴへと自動で振り分けられる。
この高度な仕分け自動化により、従来は中継地で数時間滞留していた貨物が、トラックの到着からわずか30分足らずで次の幹線便へと積み込まれるようになった。追跡画面上のステータスが変わるわずかな時間の間に、超高速のロジスティクス処理が完結しており、これが消費者への翌日配送や確実な時間指定配送を陰で支えている。