島原高校が誇る育成力の高さを証明する象徴的存在が、同校出身で筑波大学へ進学し、後に日本一の座に輝いた松崎賢士郎だ。全日本剣道選手権大会で圧倒的な強さを見せて頂点に立った彼のベースは、間違いなく高校時代の3年間に培われた。
島原の環境は、個々の持つ潜在能力を最大限に引き出す。基礎の徹底的な刷り込みと、個性を活かす戦術の構築。全日本剣道連盟が提唱する「正しく美しい剣道」を根底に持ちながら、勝負の厳しさにも耐えうる芯の強さを養う。松崎選手に続くように、毎年多くの卒業生が大学や警察などの第一線で躍動し、全国の舞台で主役であり続けている。