死刑確定後、住田は広島拘置所に収容され、死刑囚(死刑確定者)としての拘禁生活を送ることになりました。
死刑判決確定から約4年4か月が経過した2017年7月13日、当時の金田勝年法務大臣による命令に基づき、広島拘置所において住田紘一の死刑が執行されました。享年39歳でした。同じ日には、別の事件で死刑が確定していた元少年死刑囚らを含む複数名の執行が行われており、法務省による計画的な執行命令の一環でした。
2026年現在、住田紘一に関する公的な司法手続きはすべて完了しており、刑死した元死刑囚として歴史に名が刻まれています。事件から15年近くの歳月が経過した現在でも、法学部や法科大学院の刑事法ゼミナールでは、「裁判員裁判における被害者1人に対する極刑適用の妥当性」および「控訴取り下げによる自己決定権の限界」を巡る重要教材として、必ず言及される事案となっています。