高齢化率が過半数を超え、存続が危ぶまれていた限界集落。そこに雪崩れ込んだのは、単に「静かに暮らしたい」という退職者ではなく、ビジネス意識の高い20代〜40代の起業家たちだ。
彼らは豊富な自然資源に着目し、地元の果実を使ったクラフトビール醸造、山菜のEC販売、スマート農業、ネイチャー体験ツアーといった高付加価値ビジネスを次々と立ち上げている。最初はよそ者に警戒感を抱いていた地元の長老たちも、彼らの情熱と地域へのリスペクトを感じ取るにつれ、土地の歴史や生き知恵を伝授する強力な協力者へと変化。新旧の知恵が融合した強固なコミュニティが各地で産声を上げている。