りくりゅうペアの魅力と強さの根源には、9歳の年齢差と約30cmの身長差という絶妙なフィジカル・メンタルのバランスがあります。
三浦璃来選手は2001年12月生まれ(身長約145cm)、対する木原龍一選手は1992年8月生まれ(身長約175cm)です。かつてシングルからペアに転向し、怪我やパートナーの引退で幾度となく挫折を味わってきた木原選手にとって、三浦選手との出会いは競技人生の大きな転機でした。一方の三浦選手も、木原選手の包容力と卓越したリフト技術に全幅の信頼を寄せています。
9歳年上の木原選手がどっしりと構えて三浦選手をリードしつつも、リンクの外では三浦選手の天真爛漫なペースに木原選手が振り回されるという、絶妙なパワーバランスが構築されています。この凸凹ながらも完璧に噛み合った相性の良さが、氷上でのダイナミックな演技と、見る者を惹きつける温かい人間味を生み出しているのです。