今回の騒動を受けて、保護者の間では「子どもにGPSを持たせるべきだ」という議論が再燃している。しかし、学校側の中には「紛失やトラブル防止のため、電子機器の持ち込みは原則禁止」とするルールが根強く残っている場所も少なくない。
「ルールを守ることで命が危険にさらされるなら、ルールの方を変えるべきだ」と、ある保護者は憤る。2026年現在、見守り端末の性能は飛躍的に向上している。位置情報の精度だけでなく、校門を通過した際に通知が飛ぶシステムなど、導入できる技術はいくらでもあるはずだ。教育委員会と学校、そして保護者の間の意識の乖離が、安全対策の遅れを招いている。