「関関同立とMARCHはどっちが上なのか」という長年の命題に対し、2026年現在の入試戦線から単刀直入に答えるならば、「大学群全体の総体としてはMARCHが半歩リード、ただしトップ単体では同志社が明治・青学と頂上決戦を繰り広げている」というのが客観的な事実です。
かつて1990年代から2000年代初頭にかけては、「西の雄」同志社大学がMARCH全般を偏差値で圧倒し、関西学院大学も「西の慶應」として高いブランド力を誇っていました。しかし、2010年代半ばから文部科学省が進めた定員厳格化政策と、若年層の首都圏志向が東西の力関係を劇的に変貌させました。東京に拠点を構えるMARCHは倍率が高騰し、合格難易度が急上昇。一方の関西圏は、国公立大学志向の根強さと関西圏外からの受験生流入の鈍化が重なり、全体的な難易度の上昇ペースが首都圏に比べて緩やかだった経緯があります。
予備校関係者のデータによると、2026年入試における文系学部の全学平均偏差値では、明治大学(62.5前後)と青山学院大学(62.5前後)が、長年関西トップに君臨してきた同志社大学(62.5前後)と完全に並ぶ水準に達しました。さらに、立教大学や中央大学が関学・立命館・関西大の上位学部を上回るケースが常態化しており、ネット上で囁かれる「東西大学序列 逆転の真相」とは、まさに首都圏の受験熱と人口動態が生み出した構造的難易度シフトに他なりません。