Q1:「所業」を「しょごう」と読むのは間違いですか?
A1:明確な誤読です。正しい読み方は「しょぎょう」です。「業」という漢字には「ごう(業が深い)」と「ぎょう(修行・企業)」の2つの読みがありますが、この語の場合は呉音の「ぎょう」を用います。
Q2:「神の所業」はビジネスメールで取引先を褒める言葉として使えますか?
A2:ビジネスシーンでの使用は避けるのが無難です。どれほど素晴らしい成果であっても、「所業」という単語自体が持つ怪しさや禍々しさを連想する人が一定数存在します。「卓越した技術力」「類まれなご尽力」といった、公的なビジネス表現を選択してください。
Q3:「仕業」と「所業」で、自分の行動に使えるものはありますか?
A3:原則として、どちらも自分の行動に対して用いるのは不自然です。「所業」「仕業」はいずれも他者の振る舞いを外側から評価・批判する言葉です。自らの行いをへりくだって反省する場合は、「私の不徳の致すところ」「私の浅はかな行為」と表現するのが日本語として正確です。
Q4:英語で「所業」をニュアンス通りに翻訳するにはどんな単語が合いますか?
A4:文脈によって使い分けが必要です。「悪魔の所業」のような残虐な行為であれば「atrocity(残虐行為)」や「diabolical act(悪魔的行為)」、「愚かな所業」であれば「folly(愚行)」が適しています。「神の所業」のような奇跡的・超常的な事象であれば「act of God」や「miracle of nature」が当てはまります。