生命保険文化センターの全国実態調査などのデータをもとに実態を紐解くと、生命保険に入ってない割合は年代やライフステージによって劇的な開きが存在します。全体の加入率は約8割と高い水準を維持していますが、世代ごとの内訳を見ると実態は一様ではありません。
まず、生命保険に入ってない20代の割合は全体の約4割から5割に達します。新社会人や若手層では「まだ病気のリスクが低い」「日々の生活費や自己投資に資金を回したい」という判断が一般的であり、保険未加入は決して珍しい状態ではありません。
一方で、ライフステージが変化する30代以降は状況が一変します。生命保険に入ってない30代は約15%〜20%まで激減し、生命保険に入ってない40代では約10%〜15%程度にとどまります。結婚、住宅購入、子どもの誕生などを契機に、万が一の際の遺族の生活費や教育資金を担保する目的で加入へ踏み切る人が大半を占めています。