映画祭やアワードの現場において、日本の女優陣の中でも群を抜く華やかさを放つのが彼女だ。中でも、映画『リボルバー・リリー』で見せたクールで妖艶な演技が記憶に新しいが、同作でノミネートされた日本アカデミー賞の授賞式会場に姿を現した瞬間、報道陣のカメラが一斉にフラッシュを焚いた。漆黒のアフタヌーンドレスから、光を反射する繊細な刺繍が施されたイブニングドレスまで、着こなすバリエーションの幅広さは観客を魅了してやまない。
長年、大手芸能プロダクションであるホリプロの看板女優として第一線を走り続けてきた彼女だが、授賞式のレッドカーペットで魅せる装いは、常に時代の半歩先を行く先鋭的なアプローチに満ちている。自身の骨格や肌の透明感を完璧に把握した衣装選定は、見る者すべてに強い印象を残す。