市場価値が高まるにつれ、山林での過剰な採取が深刻な問題となっている。木を枯らさないための鉄則は「一枝一芽」。一番上の頂芽だけをいただき、側芽は絶対に残す。木全体を丸坊主にするような乱暴な収穫は、翌年の芽吹きを永遠に奪う。
直売所やオンラインで購入する際は、芽の開き具合を注視してほしい。葉が完全に開ききって濃い緑色になったものは繊維が硬く、筋が口に残る。理想は、筆の先のようにきゅっとすぼまり、先端がわずかに開きかけた「筆咲き」の状態だ。
自然の恵みをいただくという行為は、その土地のリズムと対話することに他ならない。正しい目利きと節度ある扱いがあってこそ、春のわずか数週間にだけ許された贅沢な味が、翌年もまた食卓へと届くことになる。 (出典: コシアブラ レシピ(Yahoo!ニュース))
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