SNS上で開催期間中に決まってトレンド入りするのが、「たべっ子どうぶつ カチューシャ売り切れ」というワードです。「たべっ子どうぶつランド 限定グッズ」の中でも、どうぶつの耳や顔が立体的にあしらわれたなりきりカチューシャ(らいおん、うさぎ、ねこ等)は、身につけて館内を回るための「必須アイテム」として認知されています。
しかし、このカチューシャは生産ロットや日ごとの配分上限があり、開場から2〜3時間以内のスロットで完売のアナウンスが流れる事態が頻発しています。取材班が現地ショップの動向を追跡したところ、午後の時間帯に入場した来場者からは「せっかくカチューシャをつけて写真を撮りたかったのに、完売で買えなかった」「棚がすっかり空になっていた」という無念の声が相次ぎました。
この争奪戦の背景には、「テーマパーク型の参加体験」を求める現代の消費心理があります。単に展示を受動的に鑑賞するのではなく、アイテムを身にまとって自分自身をイベント空間の一部として演出・発信したいという強い承認欲求と共感動機が、カチューシャへの需要を一点集中させているのです。運営側も購入制限(1人あたり各柄1点〜2点まで)を導入していますが、カチューシャや人気キャラクターの限定ぬいぐるみキーホルダーを確実に手に入れるためには、午前中の第1部〜第2部のチケットを死守することが鉄則となっています。