Q1:こもり熱が疑われる場合でも、熱があれば解熱剤(座薬など)を使ってよいですか?
A1:使ってはいけません。アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬は、体温調節中枢のセットポイントを下げることで作用します。こもり熱はセットポイントが狂っているわけではなく、外因性の熱鬱滞であるため解熱剤の効果がありません。かえって低体温を引き起こしたり内臓へ負担をかける恐れがあるため、衣服の調整と環境改善による放熱を最優先してください。
Q2:保育園の登園前検温で37.6℃ありました。こもり熱なら登園させても問題ないでしょうか?
A2:自己判断での即時登園は避けてください。まず衣服を薄くして涼しい部屋で20〜30分休ませてから再検温してください。平熱に戻り、機嫌や食欲に全く問題がなければ登園可能な場合もありますが、多くの集団保育施設では37.5℃以上を受け入れ制限基準としています。集団生活では他の感染症の初期症状である可能性も排除できないため、園の規定に従い、体調変化に細心の注意を払う必要があります。
Q3:チャイルドシートに乗せていると背中が熱くなりやすいですが、これもこもり熱の原因になりますか?
A3:極めて典型的な原因の一つです。チャイルドシートは安全性を高める構造上、クッション材に熱が非常にこもりやすくなっています。長時間のドライブでは、エアコンを効かせていても背中や後頭部に大量の熱が蓄積します。接触冷感シートやファン付きシートライナーの導入、1〜2時間ごとの休憩と水分補給を徹底してください。