全日本インカレの会場で、鹿屋体育大学が展開するバレーは観客を魅了してやまない。そのスタイルを一言で表すなら「疾風怒濤」だ。
正確なファーストタッチから、セッターが素早くテンポの速いトスを供給する。相手のブロックが完成する前にスパイカーが叩き込むコンビネーションバレーは、対戦相手にとって脅威以外の何物でもない。
コートを泥臭く這うフロアディフェンス
攻撃力以上に相手を絶望させるのが、粘り強いレシーブだ。相手の強烈なスパイクがコートに落ちない。ギリギリのボールにも手が伸び、繋がれたボールがそのまま反撃のワンポイントへと変わる。2025年の全日本インカレ準優勝という素晴らしい実績も、この泥臭い守備力と超高速攻撃のハイブリッドが生み出した成果であった。