Q1:試験管の口を上げたままで加熱すると、具体的にどうなりますか?
A1:試験管の内壁に発生した水滴が、重力によって底の加熱部分へと流れ落ちます。300℃以上に熱せられたガラスが冷たい水によって急激に冷やされると、ガラスの激しい熱収縮(温度差による歪み)が起き、試験管の底が割れたり粉々に破裂して非常に危険です。
Q2:フェノールフタレイン溶液以外で、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを区別する方法はありますか?
A2:水への溶けやすさを比較する方法が最も確実です。同じ水量の試験管に同量の粉末を入れて振ると、炭酸水素ナトリウムはわずかしか溶けずに白く濁ったまま底に残りますが、炭酸ナトリウムは速やかに完全に溶けて透明になります。また、pH試験紙を使ってアルカリ性の強弱を数値的に比較することも可能です。
Q3:発生した気体を集めるとき、なぜ最初の気体を捨てなければならないのですか?
A3:加熱開始直後に試験管から出てくる気体には、もともと試験管やガラス管の内部に存在していた「空気」が多く混ざっているためです。二酸化炭素の純度を高め、石灰水の白濁などの性質確認を正確に行うため、最初に出てくる泡は捨て、しばらく加熱を続けてから発生した気体を集めます。