裏地に遮光コーティングが施されている特殊カーテンや、レーヨン・シルク・ウールなど「水洗い不可マーク」がついている高級ドレープカーテンは、お湯や漂白剤に浸けると縮みやコーティング剥がれを起こします。
水洗いできないカーテンのカビには、濃度70〜80%の消毒用エタノールを使用します。
具体的な処置法:
1. 乾いた清潔なタオルに消毒用エタノールをたっぷり含ませます。
2. カーテンの裏側に別の当て布を添え、カビが生えた表側からタオルでトントンと叩くようにしてカビ菌を除菌・移行させます。
3. 決して擦らないことが重要です。強く擦ると生地の風合いが損なわれ、毛羽立ちの原因になります。
4. 処理後はドライヤーの冷風や扇風機を当てて完全にエタノールを揮発させます。
エタノールには漂白作用がないため、長期間放置されて沈着した黒い色素そのものを完全に消すことはできませんが、カビ菌を死滅させてこれ以上の増殖を防ぐ効果は極めて確実です。