大学入学共通テストをはじめとする入試現代文において、最大のハードルとなるのが「試験時間の短さ」です。文章量が多い共通テストの評論文を制限時間内に正確に処理するには、段落ごとの要約トレーニングが絶大な効果を発揮します。
実践的な速読・要約の手順は次の3ステップです。
・Step 1(1段落1文要約):各段落を読み終えたら、余白にその段落の要点を10〜20文字程度でメモする。
・Step 2(対比関係の図式化):「A(自然)⇔ B(人工)」のように、本文で対立している概念を余白に矢印でメモする。
・Step 3(問の傍線部と直結):傍線部が引かれたら、その段落内だけでなく「直前の理由」や「全体の筆者の主張」と照らし合わせて選択肢を吟味する。
選択肢を選ぶ際は、「本文に書かれていない過剰な一般化」や「因果関係のすり替え」を消去法で削ぎ落とす視点が欠かせません。