Q1:宇部興産専用道路はマイカーやバイクで通行できますか?
A1:一般のマイカーやバイク、自転車、歩行者の通行は一切できません。全線が私有地であり、起点・終点や合流部には頑丈なゲートと警備設備が設置されています。部外者が無断で侵入した場合は建造物侵入等の不法侵入に問われます。
Q2:一般人がこの道路を走る方法は本当にないのでしょうか?
A2:合法的に走行・見学する方法があります。山口県宇部市や美祢市の観光コンベンション協会などが企業協力のもとで不定期開催している「産業観光ツアー」に申し込むことで、専用の大型バスに乗車して興産大橋を含む専用道路の一部区間を走行体験できます。
Q3:なぜ国鉄や一般道を使わずに、巨額の費用をかけて私道を作ったのですか?
A3:1960〜70年代の国鉄の度重なるストライキにより原料供給がストップし、工場の操業停止に追い込まれるリスクを排除するためです。また、一般公道では規制によって不可能な「超大型車両による大量一括輸送」を実現し、長期的な輸送コストとCO2排出量を大幅に削減するという戦略的合理性に基づいています。
Q4:社名が「UBE」や「UBE三菱セメント」に変わった後も道路は残っていますか?
A4:現在も極めて重要な基幹物流インフラとして稼働しています。2026年のセメント事業統合に伴い、管理主体は「UBE三菱セメント株式会社」に移行しましたが、ダブルストレーラーによるピストン輸送は2026年現在も日々力強く続けられています。