中川勝彦さんの才能はヴィジュアルだけに留まりませんでした。本格的なロックサウンドを志向し、Char、白井良明、鈴木慶一といった日本を代表するトップミュージシャンたちと精力的に楽曲制作を行っています。
代表曲には、爽快なビートが印象的なデビュー曲「雨のハイウェイ」をはじめ、「FROM SYMPATHY」「クールなハートに火をつけて」「Please Understand Me」、アニメタイアップでも話題を呼んだ「神話(ロマンス)」などがあり、伸びやかなハイトーンボイスと情熱的なボーカルは今聴いても色褪せない輝きを放っています。
俳優としても確固たる足跡を残しました。特に1986年に日本テレビ系で放送された年末時代劇スペシャル『白虎隊』での沖田総司役は、病魔に冒されながらも剣を振るう若き剣士の儚さと美しさを熱演し、歴代の沖田総司役の中でも屈指のはまり役として絶賛されました。さらにドラマ『時をかける少女』や『海峡』、映画『ねらわれた学園』『転校生』への出演など、役者としてのキャリアも順調そのものでした。