肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期から中期にかけて目立った自覚症状(黄疸や激しい倦怠感、腹水など)が一切現れません。気付いた時には進行した肝硬変や肝がんであったという事態を防ぐには、自発的なスクリーニング検査が必須です。
検査費用と制度のポイントは以下の通りです。
- 自治体の肝炎ウイルス検査:多くの市区町村で40歳以上の住民を対象に、特定健診と合わせて無料または数百円〜1,000円程度の自己負担で実施されています。
- 医療機関での任意検査:人間ドックや一般診療で希望する場合、保険適用外では3,000円〜6,000円程度が相場となります。
- 高額療養費と医療費助成制度:もし陽性と判定されインターフェロンやDAA製剤、核酸アナログ製剤による治療が必要となった場合、国および各自治体の「肝炎治療特別促進事業(医療費助成)」を活用することで、月額自己負担上限を1万〜2万円程度に抑えて高額な最新治療を受けることが可能です。