TBSテレビが誇る数多の名作ドラマの中でも、鈴木亮平の功績は際立っている。大ヒットを記録した『天皇の料理番』では、結核を患う病弱な兄役を演じるため、20kg近く減量して撮影に挑んだ。骨が浮き出るほどの凄惨な立ち姿は、視聴者の心を揺さぶる伝説の演技として語り継がれている。
一方で、熱血ドクターを熱演した『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』では、過酷な医療現場を支える頑強な肉体をつくり上げた。単に体を鍛えるだけでなく、実際の救命救急の現場で使われる専門用語や手技を体に叩き込み、医療指導のスタッフが驚愕するほどのスピードと正確さを手に入れた。リアリティを極限まで突き詰める姿勢が、作品全体の説得力を跳ね上げているのだ。