SNSやネット掲示板を調査すると、「高校生の夏服はなぜか野暮ったく見えやすい」という厳しい指摘が散見されます。しかし、綿密なリサーチで見えてきたのは、デザイン自体の良し悪しではなく、着用時の「サイジング」と「素材の質感管理」に本質的な問題が潜んでいるという事実です。
高校生女子夏服ダサいと言われる理由として最も多く挙げられるのが、上下ともに中途半端なサイズを選んでしまう「シルエットの破綻」です。例えば、ゆったりしたビッグTシャツにワイドストレートのデニムをそのまま合わせると、全体のメリハリが失われ、着膨れして見えてしまいます。トップスの前だけをラフにタックインする、あるいはクロップド丈の短めトップスにワイドパンツを合わせて「上コンパクト×下ボリューム」の黄金比を作らないと、だらしない印象を与えてしまうのです。
さらに見逃せないのが「生地のシワと透け」です。プチプラ通販で手に入れたポリエステル100%の薄手ブラウスやTシャツを、アイロンをかけずに着用したり、インナーのラインが透けたまま出かけたりする行為は、清潔感を著しく損ないます。どれほどトレンドのデザインであっても、シワやヨレが目立つだけで一気に生活感が出てしまい、「安っぽい」「気を使っていない」という評価を下される要因になります。