スクリーンやテレビドラマの画面を通じて、彼は常に最高峰のデニムスタイルを提示してきた。
伝説的ヒット作となった映画『HERO』では、ブラウンのダウンジャケットに履き古された501を合わせる独特のスタイルを定着させた。型にはまらない規格外の検事像を表現するうえで、足元のヴィンテージデニムは欠かせないピースだったのだ。
一方で、ドラマ『グランメゾン東京』で見せた大人のカジュアルスタイルも見逃せない。ミシュランの星を目指すシェフという役柄に合わせ、上質なレザージャケットや洗練されたブーツに少し細身の501をコーディネート。年齢と経験を重ねた男性が辿り着く、無骨さと上品さが同居したデニムの最適解を提示してみせた。