ピンナップとは?ポスターとの違いや歴史・穴を開けずに飾る極意を解説

ピンナップとは?ポスターとの違いや歴史・穴を開けずに飾る極意を解説

ピンナップとは?ポスターとの違いや歴史・穴を開けずに飾る極意を解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

ピンナップを扱う上で最初の関門となるのが、「雑誌本体からの切り離し」です。力任せに引っ張ると、紙の繊維が裂けて無惨な破れ跡が残ってしまいます。製本方式に応じた適切なアプローチが不可欠です。

1. ホチキス留め(中綴じ雑誌)の場合

週刊誌や一部のアニメ誌に多い中綴じ製本は、比較的安全に解体できます。

  1. 雑誌を中央のホチキス芯が見えるページまで完全に開く。
  2. マイナスドライバーや小型のスプーンの柄を使い、ホチキスの爪を慎重に垂直に起こす(爪や指を傷つけないよう注意)。
  3. 雑誌の背側からホチキス芯を引き抜く。
  4. ピンナップが含まれる見開き紙片を、破れのない完全な状態で抜き取る。

2. 糊付け(平綴じ・無線綴じ雑誌)の場合【ドライヤー加熱法】

背表紙が四角く糊で固められている平綴じ雑誌は、そのままカッターを入れると切り口が曲がったり紙幅が狭くなったりします。もっとも失敗が少ないのが熱を利用して製本糊(ホットメルト)を軟化させる手法です。

  1. 雑誌の背表紙(ピンナップが接着されている周辺)に、家庭用ドライヤーの温風を20〜30秒ほど当てる。
  2. 糊が柔らかくなったら、雑誌を180度平らに開き、ピンナップの根元を露出させる。
  3. 根元にテンションをかけながら、指の腹を使って背表紙の糊からゆっくりと剥がすように引き離す。
  4. 糊残りがある場合は、完全に冷めてから指で優しくこすり落とすか、金属定規とカッターナイフで糊しろ部分のみを1mm単位で直線裁断する。

作業時は、刃のブレない30度刃デザインカッターと、背面に滑り止めゴムが付いた金属製カッター定規を使用することで、断面の毛羽立ちを劇的に抑えられます。

清水 千尋
Author

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。