就職や転職を検討する際、生涯賃金とともに重要視されるのが「30代でどの程度の年収に到達できるか」というスピード感です。グループ内でも企業によって昇給カーブの傾斜は大きく異なります。
主要企業における年齢別・役職別の標準的な推定年収推移は以下の通りです。
いわゆる「勝ち組」と呼ばれる上位企業(三菱商事、三菱地所、日本郵船、東京海上日動など)に共通する特徴は、「20代後半から30歳前後で確実に年収1,000万円の大台を突破する仕組み」が完成している点です。年功的な定期昇給に業績連動賞与が手厚く乗る構造となっており、若手社員であっても一般的なサラリーマンの生涯最高年収を20代で軽々とクリアしていきます。
一方、三菱重工業や三菱電機などの重厚長大企業では、30代前半までは700万〜850万円前後で手堅く推移し、30代後半の主幹・課長クラス昇格試験(プロモーション)を通過した段階で年収1,000万円の大台に乗るステップアップ構造が一般的です。