Q1:定番の「胃袋・堪忍袋・給料袋」をそのまま使うのは完全にNGですか?
A1:完全なタブーではありませんが、会場のゲスト層によって受け止め方が大きく分かれます。年配の親族が多い伝統的な式では頷かれることもありますが、若い友人や同僚席では「価値観が古い」と冷ややかな目で見られるリスクがあります。伝統的な3つの袋を挙げる場合でも、「共働きでお忙しいとは思いますが」といったワンクッションを挟むか、前述の「手袋」「知恵袋」などに一部を差し替えるのが無難です。
Q2:スピーチを盛り上げるために、下ネタ系の「袋」を混ぜるのはアリですか?
A2:厳禁です。一部の宴席ノリで下品な比喩を混ぜる人が稀にいますが、新郎新婦の親族、会社関係者、式場スタッフを含む公の場では品性を疑われ、新郎新婦に恥をかかせる結果にしかなりません。結婚スピーチにおけるユーモアは、誰も傷つけず、下品にならない「知的で温かいクスッとした笑い」に留めるのが鉄則です。
Q3:スピーチの持ち時間は何分くらいが理想的ですか?
A3:主賓挨拶であれば3分から4分(文字数で約1,000〜1,200字)、友人代表スピーチであれば3分程度(約800〜1,000字)、乾杯の挨拶であれば1分から1分半(約300〜400字)が最も美しい時間配分です。「3つの袋」は項目が多いため、話が長引いて5分を超えてしまうケースが多発します。事前に声に出して時間を計測し、削れる形容詞をそぎ落としておく準備が欠かせません。