2026年に入り、X(旧Twitter)やTikTokではこのモンスターキットに挑む人々の悲喜こもごもが連日トレンド入りしている。ハッシュタグ「#LegoImpossibility」には、脱落者たちの生々しい声が溢れる。
「リビングの食卓が2ヶ月間占領され、家族から本気で怒られた」「掃除機が超レアパーツを吸い込んでしまい、夜中にダストボックスを漁った」——こうしたエピソードは笑い事ではない。実際にキットを購入したユーザーへの追跡調査によれば、箱を開けてから1ヶ月以内に完成まで漕ぎ着けた人間は全体のわずか18%に過ぎないという。
残りの8割以上は、作業半ばで箱に押し戻されるか、部屋の隅で「未完の建造物」として埃をかぶることになる。この過酷な脱落率こそが、コレクターたちの挑戦心に火をつけるガソリンになっている。