二人の関係性を語る上で決して外せないのが、2016年に公開された大ヒット映画『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』、そして2018年の『ちはやふる -結び-』に至るシリーズでの共演です。
競技かるたに青春を捧げる高校生たちを描いた同作で、広瀬すずは主人公の綾瀬千早役、野村周平は千早を幼少期から一途に思い続ける真島太一役を熱演しました。過酷なかるたの練習合宿や長期にわたる地方ロケを通じて、キャスト陣の間には単なる仕事仲間を超えた「部活動の同期」のような強固な結束が芽生えました。
当時の舞台裏インタビューにおいて、広瀬すずは野村周平について「現場のムードメーカーで、常に周りを笑顔にしてくれる頼もしい存在」と語り、野村周平もまた「芝居に対する集中力と爆発力が凄まじい」と広瀬すずの女優魂を絶賛していました。作中での「太一から千早への切ない片思い」という関係性が、ファンの「現実でも結ばれてほしい」という強い願望(カプ推し心理)を後押しした側面も見逃せません。