お盆に墓参りしないとバチが当たる?罪悪感を消す供養の最新常識

お盆に墓参りしないとバチが当たる?罪悪感を消す供養の最新常識

お盆に墓参りしないとバチが当たる?罪悪感を消す供養の最新常識とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

「お盆に墓に行かないと先祖に祟られる」「悪いことが起きる」といった俗信は、日本社会に根深く残っている。だが、仏教の教義に詳しい専門家や寺院関係者の見解はまったく異なる。仏教本来の視点において、故人や先祖が子孫に対して怒りを買い、災いをもたらすという発想そのものが存在しないからだ。

たとえば浄土真宗の開祖である親鸞は、亡くなった人々は即座に浄土へ赴き仏になると説いた。すでに仏となった存在が、子孫が墓に来ないからといって祟りやバチを与えるはずもない。また、各宗派の連合体である全日本仏教会の関係者も、「供養で最も重要なのは場所や形式ではなく、故人を慈しみ感謝する心そのもの」と繰り返し発信している。つまり、「バチが当たる」という恐怖心は後世の民間信仰や教育の中で作られた幻想に過ぎず、参列できない自分を責める必要は一切ないのだ。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。