賃貸契約におけるトラブルの多くは、退去時や契約途中のルールを事前に理解していないことから生じます。のうか不動産で契約を結ぶ前に、必ず確認しておくべき3つの重要事項を解説します。
1. 退去費用の算出基準と「定額クリーニング特約」
のうか不動産の多くの物件では、敷金ゼロプランを採用する代わりに、契約時に「退去時ルームクリーニング費用」の定額支払いが特約として定められています。金額は部屋の広さに応じて35,000円〜55,000円程度(税別)に設定されているケースが一般的です。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」において、通常の損耗や経年劣化は家賃に含まれるとされていますが、賃貸借契約書に明記され双方が合意している特約は原則有効と判断されます。壁に故意で開けた穴やタバコのヤニ汚れ、著しい油汚れなどがない限り、追加請求は発生しにくい明朗な設計ですが、「敷金ゼロだから退去時も完全無料」と誤解していると退去時に想定外の出費となるため注意が必要です。
2. 早期解約違約金(短期解約ペナルティ)の存在
敷金や礼金をゼロにする物件の多くは、オーナー側の投資回収期間を確保するため、「1年未満の解約で賃料2ヶ月分」「2年未満の解約で賃料1ヶ月分」といった短期解約違約金条項が設定されています。
特に注意が必要なのが、医学部・薬学部・保健学類などの医療系学生です。金沢大学では、1年次は全学問共通で角間キャンパスに通いますが、2年次以降に宝町キャンパスや鶴間キャンパスへ拠点が移る学部・学類があります。「2年生になるタイミングでもりの里からキャンパス近くへ引越したい」と考えた場合、1年契約満了前後の解約で違約金が発生するリスクがあるため、初年度から住む場所を慎重に選定するか、契約年数の特約を契約前に不動産担当者とすり合わせておく必要があります。
3. 入居時チェックシートの徹底活用
のうか不動産では入居時に部屋の傷や汚れを記録する「現状確認シート(または専用アプリでの写真登録)」が用意されています。入居直後に見つけた既存の床の傷やクロスの剥がれは、入居後1〜2週間以内に必ず写真付きで提出しておくことが、4年後の退去トラブルを100%防ぐ防衛策となります。