A4用紙のサイズは横210mm × 縦297mmであり、縦を正確に3等分すると1段あたり99mmになります。しかし、ミリ単位の目盛りを定規で測って折るのは手間がかかるうえ、作業効率も落ちてしまいます。そこで現場で重宝されているのが、用紙の縦横比(1 : √2の白銀比)を応用した「道具を使わない裏ワザ」です。
なかでも最もズレがなく、オフィス現場で絶賛されているのが「L字クロス法(直角重ね法)」です。手元に別のA4用紙(裏紙やクリアファイルでも可)が1枚あれば、わずか数秒でプロ並みの綺麗な折り目が完成します。
【L字クロス法の3ステップ】
ステップ1:折りたいA4用紙を縦向きに置き、もう1枚のA4用紙を横向きにして、左上の角をぴったり直角(L字型)に合わせます。
ステップ2:横向きに置いた用紙の下端のラインに合わせて、縦向き用紙の下側を上に向かって折り上げます。この時点で正確に下から99mm(全体の3分の1)の位置で折ることができます。
ステップ3:横向きの用紙を外し、今度は上側の残った部分を下に向かって折り被せます。両端のラインを揃えて指の腹でしっかり折り目を付ければ、寸分の狂いもない美しい三つ折りが完了します。
もし手元に予備の紙が一切ない場合は、「ふんわり合わせ法(目分量 3等分 折り方)」が有効です。用紙を無理に平らなまま折ろうとせず、全体を軽く「e」の字のようにカーブさせながら、上端と下端の重なりを目視で微調整します。端の重なりが均等になった位置を指先で軽く押さえ、中央から外側へ向けて折り目を伸ばすことで、無駄なシワを付けずに仕上げることが可能です。