言語の威信を保つ権威ある辞書編纂機関の動向を見ても、この言葉の位置づけは劇的に変化している。アメリカ英語の権威であるメリアム・ウェブスターや、英国を拠点とするオックスフォード大学出版局の各種データベースでは、かつてタブー視されていた英語スラングの口語的受容を仔細に記録している。
かつては宗教的避忌から放送禁止用語の対象に指定されることも多かった「damn」だが、アメリカ英語の日常会話における禁忌度は過去数十年で著しく低下した。辞書編纂者たちは、言葉が時代と共に毒気を抜き、純粋な感情表現のツールへと変化していく動的なプロセスを、最新の改訂版で冷静に反映し続けている。