心理カウンセリングの現場でも知られているように、悲哀のプロセス(グリーフワーク)を正常に進めるためには、「徹底的に落ち込み、感情を認めること」が不可欠です。中途半端にポジティブな言葉で蓋をすると、未消化の感情が長期的なトラウマに発展しかねません。
おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
- 今すぐ聴くべき人:別れた直後で涙が出ないほどショックを受けている人、相手への未練を誰にも話せず一人で抱え込んでいる人、思い切り泣いて感情をリセットしたい人。
- 少し時間を置くべき人:破局から時間が経ち、ようやく精神が安定してきた段階で過去の記憶をフラッシュバックさせたくない人(この場合は『GO FOR IT !!』などの応援歌への移行を推奨)。
西野カナの楽曲は、リスナーの感情を否定せず、ありのままの痛みを全肯定する避難所として機能します。彼女の歌声に涙を預けることは、自尊心を取り戻すための第一歩となるのです。