彼らのデビューを決定づけた楽曲「Baby baby baby」は、稀代のヒットメーカー小室哲哉の手によって送り出された。当時のスタジオワークは不眠不休のタフな現場であり、完成度を追求するプロデューサーの要求にメンバーは食らいついた。夜を徹したレコーディングと、容赦ない振付のトレーニング。その緊張感が音源やMVの随所から立ち上っている。
この楽曲はJ-POPシーンにおいて、本格的なダンス・ミュージックをメジャー展開する先行指標となった。シンセサイザーの疾走感あふれるベースラインとキャッチーなメロディラインの融合は、洋楽に負けない邦楽の新しい可能性を鮮烈に提示したのだった。ラジオから街街のショップまで、この楽曲を聞かない日はなかったほどだ。