1974年8月23日生まれ、岐阜県出身の雷句誠は、『うしおととら』『からくりサーカス』で知られる藤田和日郎のアシスタントを経て、1991年に『BOKKO』でデビューを果たしました。師譲りの情熱的な筆致と感情を揺さぶる演出力を武器に、2001年から連載を開始した『金色のガッシュ!!』で小学館漫画賞を受賞し、一躍トップ作家の仲間入りを果たします。
小学館との裁判終結後は講談社に拠点を移し、「別冊少年マガジン」創刊号より『どうぶつの国』の連載をスタート。人間と動物の共生、弱肉強食の世界における命の尊厳をテーマにした本作は、第37回講談社漫画賞児童部門を受賞するなど高い評価を獲得しました。
その後、2016年には「週刊少年マガジン」にてSFファンタジー学園モノ『VECTOR BALL(ベクターボール)』を連載。独特のギャグセンスと異能バトルを展開したものの、単行本全5巻をもって突然の連載終了を迎えました。のちに雷句自身が明かしたところによると、連載途中で自身のモチベーション管理や体調、物語の方向性に強い迷いが生じ、中途半端な作品を読者に届け続けることを避けるため、苦渋の決断として自ら早期幕引きを選択したという経緯がありました。