作品のモチーフとして根強い人気を誇るのが、80年代から90年代にかけて世界を魅了したレトロゲームのキャラクターだ。任天堂の伝説的クリエイターである宮本茂氏が手がけた『スーパーマリオブラザーズ』のマリオや、世界中で愛される『ポケットモンスター』のモンスターたちなど、当時の画面から飛び出してきたかのようなグラフィックがビーズで見事に再現される。
もともと8ビットや16ビットの制約下で作られたゲーム画像は、1ピクセル=ビーズ1粒という構造と相性が抜群だ。画像共有サービス「Pinterest」では、世界中のクリエイターが自作したキャラクター図案やオリジナルのドット絵が活発にシェアされており、グローバルなファンコミュニティが形成されている。グリッド線に沿ってビーズを配置する作業は、まさに現代に蘇ったデジタルモザイク画と言えるだろう。