突然襲う胃痙攣の正しい治し方と応急処置|薬の選び方や受診目安を解説

突然襲う胃痙攣の正しい治し方と応急処置|薬の選び方や受診目安を解説

突然襲う胃痙攣の正しい治し方と応急処置|薬の選び方や受診目安を解説を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

胃痙攣の発作が起きた際、まずは身体にかかる物理的な緊張を取り除き、自律神経の興奮を落ち着かせることが最優先です。痛みに耐えながら無理に動き回ると、腹筋の緊張が胃をさらに圧迫し、痛みを増幅させてしまいます。

最初に行うべきは「姿勢の確保」です。ベルトやボタン、下着を緩めて腹部を解放し、膝を軽く曲げて身体を丸めた横向きの姿勢(側臥位)をとってください。エビのように背中を丸めることで腹壁の緊張が緩み、胃の過剰な締め付けが緩和されます。

次に確認したいのが「胃痙攣は温めるべきか」という点です。結論から言うと、原則として胃痙攣はお腹を温める対処が有効です。使い捨てカイロや蒸しタオル、湯たんぽなどをみぞおちからおへその上あたりに当てると、血流が改善し、交感神経の緊張が解けて胃の平滑筋が弛緩しやすくなります。ただし、盲腸(虫垂炎)や激しい急性炎症を伴う疾患が隠れている場合は温めると炎症が悪化することがあるため、「温めて心地よいと感じるか」を体感の目安にしてください。

また、薬が手元にない状況では、即効性が期待できるツボ(経穴)の指圧が役立ちます。息を吐きながら、心地よい強さでゆっくり5〜10秒ほど押し込み、息を吸いながら力を抜く動作を数回繰り返します。

  • 中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへそを結んだ中間点にあるツボ。胃の緊張をダイレクトに鎮め、胃痛や吐き気の緩和に用いられます。
  • 梁丘(りょうきゅう):膝の皿の外側の上端から、指幅2本分ほど上がった位置にあるツボ。急性胃痛や胃痙攣の特効穴として広く知られています。
  • 足三里(あしさんり):膝のお皿の下の外側のくぼみから、指幅4本分下がった位置。胃腸の機能を整える万能のツボです。
田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。