奥の院参道を歩き進めると、玉川に架かる小さな木の橋「御廟橋(ごびょうばし)」が現れます。ここから先は弘法大師御廟の真正面に位置する最聖域であり、厳格な参拝マナーが求められます。
御廟橋を渡る際は、以下のルールを遵守しなければなりません。
① 写真・動画撮影の完全禁止:橋の手前からはカメラやスマートフォンの使用が一切禁止されています。レンズを向けること自体が禁忌とされており、違反者には厳しい注意がなされます。
② 脱帽・服装の乱れの是正:帽子やサングラスを外し、身だしなみを整えます。
③ 私語を慎み一礼して渡る:御廟橋は36枚の橋板で構成されており、金剛界三十七尊を表す神聖な橋です。橋を渡る前には必ず合掌一礼を行います。
④ 飲食・喫煙の禁止:聖域内での飲食は厳禁です。
橋を渡った先には無数の燈籠が揺らめく「燈籠堂」があり、1000年以上燃え続けているとされる「消えずの火」が灯っています。燈籠堂の地下へ降りると、御廟の最も近くでお大師さまに祈りを捧げることが可能です。