ウィンタースポーツと温泉を求める観光客にとって、群馬の雪質と降雪量は関心の的だ。草津温泉や水上エリアのスキー場では、12月のオープン時期に雪不足に悩まされたかと思えば、1月後半に一気に平年の倍以上の豪雪が降り積もるなど、シーズンごとのムラが著しく激しくなっている。
スキー場運営側も手をもこまねいているわけではない。高効率な人工降雪機の増設はもちろん、グリーンシーズン(新緑〜秋)のアウトドアアクティビティを拡充させ、雪だけに頼らない通年型リゾートへの移行を図る動きが定着した。天気のリスクを分散する知恵が、観光産業を支えている。