タンブル乾燥(Tumble Dry)とは、回転する円筒状のドラム内に衣類を入れ、温風を当てながら洗濯物を舞い上げて乾かす乾燥方式を指します。英語の「tumble(転がる、回転して倒れる)」に由来し、衣類を上から下へと落とす動きを繰り返しながら水分を効率的に飛ばすのが特徴です。
ネットや取扱説明書で「タンブラー乾燥」という表記を目にすることがありますが、両者に機能的な違いはありません。どちらも同一の乾燥メカニズムを指しています。以前は一般的にタンブラー乾燥と呼ばれるケースが目立ちましたが、2016年12月に衣類の洗濯表示(JIS L 0001)が国際規格(ISO)に合わせて改定されて以降、公式な用語として「タンブル乾燥」に統一されました。
この方式は、短時間でふんわりと乾かせる高い利便性を誇る反面、衣類の繊維に熱と物理的な衝撃が同時に加わるため、デリケートな素材の取り扱いには細心の注意が求められます。