画面内に2人の全身を収める全身2人イラストレイアウトは、キャンバスの余白処理とパースの整合性が極めてシビアになります。初心者向け2人構図として最も扱いやすいのは、やや斜め上から見下ろす「フカン気味のアイレベル」です。
地面の接地面(足元)が画面内に入るため、2人の立っている位置関係(前後差)が視覚的に明確になります。手前のキャラクターを少し大きく(画面の約60%を占有)、奥のキャラクターを小さく配置する「遠近対比」を取り入れるだけで、平面的だった画面に一気に奥行きが生まれます。
逆に、煽り(アオリ)構図を採用する場合は、ダイナミックなアクションや威圧感を表現できますが、アオリ特有のパース歪みで顔のバランスが崩れやすいため、3Dデッサン人形等であらかじめカメラアングルを固定してから下描きに入るのが安全です。