武蔵村山病院を初めて受診する際、知っておかなければならないのが初診時の紹介状(診療情報提供書)に関する規定です。国が推進する「医療機関の機能分担」に基づき、地域のクリニックからの紹介状を持参せずに受診した場合、通常の診療費とは別に国が定めた選定療養費が加算される仕組みになっています。
費用面の負担を抑え、これまでの治療経過を正確に医師へ引き継ぐためにも、まずはかかりつけ医を受診し、紹介状を発行してもらった上で受診予約を行うのが最も賢明なルートです。もちろん、緊急を要する症状や突発的な体調悪化の場合は、紹介状の有無にかかわらず適切な処置が行われます。
また、突発的な疾患や怪我に対応する救急外来は、24時間365日体制で受け入れを行っています。特に夜間や休日に子どもの急な発熱・痙攣等が発生した場合の小児科救急体制は、地域の子育て世帯にとって心強いセーフティネットとなっています。ただし、救急外来は緊急度の高い重症患者を優先して治療するトリアージ体制が敷かれているため、軽症と判断された場合は待ち時間が発生する点に留意が必要です。
さらに、予防医療分野においては人間ドック・健診センターが併設されており、法定健診から生活習慣病予防健診、各種がん検診まで幅広く対応しています。最新のPET-CTを組み合わせた精密な総合検診コースも用意されており、早期発見に向けた定期的なスクリーニング拠点として活用されています。